こんばんは、てるてるぼうずです。
ブレーキのフェード現象の話からサイドブレーキによる緊急ブレーキ動作の話が話題ですね。
フットブレーキがフェード現象によって使えなくなった時に最終手段として
サイドブレーキ(パーキングブレーキ)が有効という話がありました。
ですが、我が家の970パナメーラのパーキングブレーキは電気式です
ギギギと音を立てながらレバーを引くワイヤー式とは違い、スイッチを押すことによって
電気信号を送ってパーキングブレーキを効かせています。
ワイヤー式であれば機械的に作動しますので、走行中であろうと特に関係なく
効かせることが出来ると思います。
ですが、電気式のパーキングブレーキはどうでしょうか。
電気信号なので通常ではない動作をした場合、エラーが起きて作動しないのではないでしょうか。
少し疑問に思ったので調べてみました。
970パナメーラの緊急ブレーキ
特殊な動作ですので分厚い取扱説明書を取り出して読み進めていると・・・
ありました!!
パーキングブレーキが電気式になってもワイヤー式と同様に走行中でも緊急ブレーキとして
作動できるように設計されておりました。
やはりその辺りはワイヤー式から電気式へ進化しても安全性を考慮して設計されている様です。
緊急ブレーキの動作方法
970パナメーラの緊急ブレーキの動作はパーキングブレーキのスイッチを使用して行います。
パーキングブレーキのスイッチはキー差込口の右下に配置されております。
こちらのスイッチを車が止まるまで押し続けます。
すると、こちらの赤いランプ及びメーター内のパーキングブレーキ作動灯が点滅します。
スイッチから指を離すと緊急ブレーキが解除されてします。
緊急ブレーキの注意点
これは取扱説明書にも記載されておりますが
非常に高い制動力が発揮されます
1.8~2.0t近くあるパナメーラの車体を傾斜地でも抑える位の力があるパーキングブレーキです。
ですからフットブレーキよりは弱いとしても、かなりの制動力があると思います。
通常のフットブレーキも正直100%制動はしたことが無いです。
”ポルシェのブレーキは世界一”と称されるだけあって
半分以下の制動力でも相当効きますので、100%制動は遊びで出来るものじゃないと思います。
なので今回のパーキングブレーキによる緊急ブレーキも試しておりません💦
勇気のある方は安全な場所で&自己責任で
試してみると緊急時に役立つかもしれません。
まとめ
今回は970パナメーラの電気式パーキングブレーキによる
緊急ブレーキの方法を紹介させて頂きました。
こちらの方法ですが、パナメーラだけではなく911やカイエン・マカンなども
パーキングブレーキのスイッチ位置は違えど、動作は同じですので
共通で使用出来る様です。
最近は電気式パーキングブレーキ搭載車の普及率も大分増えてきました。
私の車歴でも半分は電気式パーキングブレーキ搭載車でした。
電気式パーキングブレーキの緊急ブレーキの方法は大体が上記で紹介した方法かと思いますが
車種によって使用方法や手順が違う場合があると思います。
あまり読む機会は無いと思いますが緊急時の対策として
愛車の取扱説明書で確認しておくと役立つかもしれません。
ではでは。
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