こんにちは、くろねこです。
皆さん、PCCBご存知でしょうか。
黄色いキャリパーが目印のポルシェの最高峰のブレーキシステム
Porsche Ceramic Composite Brake
(ポルシェカーボンセラミックコンポジットブレーキ)
の略称です。
上の写真だとあまり違和感なく見えるかもしれないですが
21インチのホイールにほとんと隙間無く収まっていると
考えるとローターとキャリパーの大きさは凄いです。
軽自動車が買えるほどの非常に高価なオプションの一つです。
そんなオプションが我が家の971パナメーラGTSには装着されてます。
一度はPCCB装着車に乗ってみたい!と思い、971パナメーラを探している時の
必須条件としておりました。
ネット上では
●扱いづらい
●洗車後の1発目は全然効かない
●ダストが全く出ない
などの声が見られました。
サーキットでの使用はレポート出来ませんが
一般的な使い方での使用感をレポートさせて頂きます。
PCCBのアレコレ
Q.扱いづらい??
A.3-4回踏めば慣れます。
1回目は初期制動の凄さに驚きますが意外と
通常のブレーキにフィーリングは似ています。
PCCBだからといって特別扱いづらいというのは感じませんでした。
田舎特有の農道脇から飛び出してくる車にも余裕で対応出来る
制動力は420mmローター×10ポッドキャリパーに
275幅・315幅のタイヤとの組み合わせによる
流石の性能と言えます。
これはパナメーラの車重とのバランスがいい点など
パナメーラだからと感じている利点もあると思います。
(カレラでこの制動力は止まるなんて次元を超える気がします………)
Q.洗車後の1発目は全然効かない??
A.全く問題無いです。
停車時からローターが濡れていても制動力には
全く影響無かったです。
新しいパナメーラに乗って日は浅いですが
まだ効きが弱いと感じたシチュエーションは無いです。
Q.ダストが全く出ない??
A.ほとんど出ません。
これは本当に助かります。
我が家の971パナメーラのホイールは
ハイグロスブラック塗装になっており
ブレーキダストが非常に目立ちます。
しかし21インチのスポークが多いホイールの洗浄は
意外と手間が掛かります。
そんな中でのPCCB。
非常にダストが少なくホイールが汚れません。
洗車2回に1度くらいでもいいかもれしれません。
まとめ
今回の971パナメーラで初めてPCCB装着車に
触れることが出来ました。
一般道では十分過ぎる制動力
ほとんど出ないブレーキダスト
10万km程度まで交換不要と言われる高耐久性
本当に高価なオプションではありますが
しっかりと体感できる内容だと思います。
見た目+なんとなく空力??の様な類ではなく
間違いなく効果は分かります。
耐久性についてはこれからですが
何かあればレポートさせていただきます。
(交換費用が莫大なので出来れば体験したくないです………)
あとブレーキ鳴きが少しあるのが特徴だと思いますが
971パナメーラは静粛性が高い上に
我が家のパナメーラは断熱遮音ガラス装着車なので
音楽が流れているとほとんど分からないので気にならないです。
それ以外の小さなデメリットとしては
●普通の車に乗るとブレーキ感覚が違いすぎて
止まらない!?と錯覚してしまう。
●万が一があって急ブレーキして止まれても追突されそう。
●無機色以外のボディカラーだとキャリパーの色によって
全体のバランスが崩れる場合がある。
※現行のポルシェでは黒色のPCCBキャリパーが選べます。
というくらいです。
スピードが出る車、車重が重い車は
走れるだけではなく十分に止まることが大事ですね。
簡単ですがPCCBレポートでした。

念願の971パナメーラです。
まだまだこれからたくさん乗って
多くのレポートをさせていただく予定です。
ではでは。

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