970パナメーラで深夜にパンクして大変な目に逢った話

パナメーラ

こんばんは、くろねこです。

 

まさかこんな日に免許取得時からずっと加入していた

JAFを使う日が来るとは

あの時はまだ思わなかった。

 

今思うと若干パナメーラの調子が悪かったというか

これから起きることを予知させていた

そんな気がする。

 

朝から空気圧センサーが調子悪かった

朝からポルシェの注意音「ポン♪」が

鳴ってこの表示が出てた。

 エア ホジュウ

相変わらず970パナメーラはカタカナで話しかけてくるが

咄嗟でも意外と意味は理解出来る。

-0.4bar程度の空気圧低下なら誤差かなと思い

一応空気圧補充と空気圧リセットを。

これで一旦右リアの空気圧警告は消えた。

この日は夜から会社の後輩と食事会があったので

スローパンクだったら嫌だなと思っていたけど

再度警告が出ることもなく、ただの誤検知だった。

食事会を終え、少しドライブをした後の帰り道のこと

仕事の話や将来の話をしつつ、楽しい時間を過ごした後

上京したばかりで夜の東京を見てみたいと言っていたので

首都高を少しばかりドライブをした。

途中981ケイマンと連なったりと交通量も少なかったので

非常に気持ちいい夜ドライブであった。

その後、後輩を送り届けた後のこと。

ポポポン!!

パナメーラから警告音。

液晶には空気圧の赤い警告灯店点灯。

 

まず考えたのは朝の一件でした。

やっぱスローパンクだったのか?

しかしながら朝は-0.4bar程度に対して今回は-1.0bar

しかも左後ろではなかった気がする。

(後日写真を見返したら朝は右後ろだった)

 

スローパンクにしては減りが多いので一旦確認しようと

安全な場所に車を止めてタイヤの状態を確認する。

明らかに聞こえる“シュー!”というエア漏れの音

あるはずのないトレッド面の捲れ

一瞬でパンクだと分かりました。

これでは自走は不可。

人生で初めてのJAFを要請。

この時点で22時頃。

ネットでレッカー2時間待ちとか見たことあったし

今回はもしやそのパターンでは………。

と思っていた予想は大当たり。

約2時間待ちだとオペレーターから知らされる。

 

念の為、自動車保険のレッカーサービスも電話してみるものの

こちらは混雑の為、繋がらず。

最近レッカーのトラブルもあるという話も聞いたことがあったので

経験豊富なプロ中のプロだと思って信頼しているJAFさんを待つことに。

 

他のタイヤは大丈夫かと確認しているところ

パンクさせた犯人が分かりました。

フロントタイヤにガラス片です。

そしてパンクの原因となる思い当たる場面も思い出した。

川にかかる橋を越えた先で道路が異常にキラキラしている部分が見えた。

最初は道路工事後に注意喚起の為の反射材を新設したのかと思っていた。

しかしあれはそうではなかった。

これはドラレコの画像。

道路中に散らばっているキラキラしている破片が全てガラスである。

このままでは他の車両まで被害が出ると考え、JAF要請後に

道路緊急ダイヤル(#9110)へ通報。

後日、連絡があって通報直後に清掃実施したと報告があったので

少しでも被害車両を減らすことに貢献出来ていればよかった。

JAF要請後の時間潰し

幸いにも一気に空気が抜けてしまうバーストでは無かったので

車を止めていても邪魔にならず、かつパンク修理作業若しくは

積載車が止めやすい直線に車を移動させた。

この日はまだ真夏の熱帯夜で車内で待つにはエアコンが必須だった。

 

場所も運よく近くにコンビニもあり水分補給やトイレ問題も大丈夫。

交通量も少なく止まった位置が非常に良かった。

これが1時間前の高速道路上だったらと考えるとゾッとする。

パンク発覚後10分で完全に空気は抜け、無事に不動車になりました。

気温は30.0℃とまだ暑かったがガソリンは満タン近くあり

ある程度エンジンを掛けてられる余裕はあったが

深夜近くでエンジン音が大きいパナメーラをいつまでも

アイドリングさせておく訳にはいかず、必要最低限に留めた。

その辺りを散歩したり、コンビニでアイスを買ったりと

2時間車内には居れないのであらゆる手段で時間をつぶした。

日付が変わった0時頃、携帯にJAF隊員さんから連絡があり

「お待たせしました!あと10分ほどで到着します!」

これほど安心できる言葉はなかった。

そしてレッカー車到着。

テキパキと要領良く状況を確認して必要な処置を始めた。

パンク修理開始

三角コーンを設置後、作業開始。

タイヤの損傷状況を確認したところ

大きなガラスが刺さっている(10mm幅程度)とのことで

摘出して外面修理を試みるがエア漏れが止まるか微妙な大きさなので

エア漏れが止まらなければレッカー搬送とのこと。

うーん、なんとか自走で帰りたいところ。

小石みたいに見えるがガラス片である。

トレッド面に綺麗に刺さってくれている。

ちなみにパナメーラはスペアタイヤの搭載は無く

パンク修理キットのみとなっている。

しかしながら明らかパンク修理キットで修理出来る大きさを

超えている為、今回は使わずにJAF要請とした。

こちらが摘出したガラス片の一部。

JAF隊員さん曰く、自動車用のガラスではないとのこと。

恐らく建物用で解体業者などが落としたのではという推測。

勘弁してもらいたいものである。

奇跡的なパンク修理テクニックにより

パナメーラの規定空気圧の3.0barを入れても全く空気漏れはなく

無事に自走で帰れることになりました。

こんな深夜にもかかわらず、出動して頂いた上に

しっかりと修理して頂き、しかもレッカーまで回避してもらったなんて

感謝しかないです。

しっかりと今までJAF加入してきて良かったと思える瞬間だった。

(自動車保険会社のロードサービス窓口が繋がらないのは問題だが………。)

後日

一応被害が出ているので警察へ相談へ。

しかしながら、踏んでパンクしただけでは

単独事故扱いにしか出来ないという回答。

 

高速道路みたく監視カメラも無く、Nシステムも少ない

一般道では特定まで追いきれないということか。

非常に悔しいですが泣き寝入りです。

運が悪かったで片付けたくない事案だが証拠が

無さ過ぎてどうにもならない。

最後に

結局最終的に自宅に帰宅したのは深夜1時半

次の日に別の用事があり6時起きなのに散々ある。

この日は朝の空気圧センサーエラーの1件から

規定内なのに機械駐車場に入れないトラブルもあり

割と踏んだり蹴ったりの1日だった。

 

パンク修理は外面からの応急的なものなので

タイヤ交換は必須。高速道路の走行も不可。

乗り換えようと少し考えていたのに予想外の出費である。

一応販売店のパンク保証みたいのが偶然付帯してたので

使ってみようと思う。

本当はミシュラン以外のタイヤも履いてみたかったが

購入時のタイヤ指定とのことでパイロットスポーツ4Sに

またお世話になりそうだ。

 

これから落下物としてガラスを落とした主に山奥でパンクする様な

呪いを毎日かけてから寝る日課にしようと思う。

 

ではでは。

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