こんにちは、てるてるぼうずです。
今日は我が家の970パナメーラSの少しコアな話をしていきたいと思います。
最近色々な物がICTだったり電動化だったりしていますね。
車も例外無くその波に飲まれていると思います。
そんな中で結構前から登場しているのが
”メインマフラー内のバルブ制御”ですね。
メインマフラーというのは所謂”タイコ”と呼ばれる一番後方の膨らんでいる部分ですね。
そこに2つの排気経路を設けて片方を消音効果が大きい経路
片方を消音効果が小さい経路を通すことによって音量を切り替えているのが
最近のトレンドですね。メーカーによって若干やり方も違いますが。
970パナメーラSにあるバルブ?
ポルシェもバルブによって排気音の音量を変えたり、バブリングの有無を変えられる
”スポーツエグゾーストシステム”があります。
センターコンソールにあるスイッチを入れるとアイドリングからかなり音量が上がり
普通に走っているだけでも勇ましい音を出してくれます。
素晴らしいですね・・・🤣
ちなみに新車時のオプションではありますが、後付けも可能です。
本体だけで60万するんですけどね。(取付費別)
そんな高いの買えないよ!!と思っていた矢先です。
あれ!?なんかバルブ付いてるぞ!!
ようやくバルブの有無に気付いた訳です。
これは常時オープンに出来れば少し変わるんじゃないか?と悪だくみを始めました。
ちなみにこの写真はエンジン始動前の写真です。
エンジン始動させると「カチン!」という音と共に
バルブを閉めてくれます。近所迷惑にならない様にしてくれる優秀な子ですね^^
いやいや、今はバルブ開けていい音を聞かせて欲しいのよ。
でもどうやったらバルブ開になるのか分かりません。
バルブよ、開け!!!
もしかしてスポーツモードorスポーツプラスモードに入れれば開くのでは!?
という浅はかな考えを基にやってみます。
それでもバルブは開いてくれません。(大きなかぶ的な意味で)
開けねぇよ!と言わんばかりに排ガスを当ててくる我が家のパナメーラ。
悔しくなったので原理を探ります。
ふと、思い出したのですが前車であるVW・アルテオンにもバルブが付いてました。
その車も同様にスポーツモードにしても何もしてくれない子でした。
ドイツ車共通なんでしょうか。
下を除くとアクチュエーターとバルブを動かしているシャフトが見えました。
アクチュエーターにはゴムホースが繋がっているので、これは電動ではなく
空圧で動かしていると睨みました。
11番がそのバルブの正体ですが、名称を確認するとVacuum unit
と記載がありました。ビンゴです。
やはり空圧で動かしていますね。
3に小さなコントロールユニットがありますね。多分エアサスのコンプレッサーの
下部辺りに据え付けられていると思います。
実際にはリアのアンダーカーバーを外さないと見えないですね。
ちなみにパーツリストはここから見れます。
結論
何となく仕組みは分かったのですが、開閉のタイミングが分かりません。
多分仮説ではあるのですが、回転数やアクセル開度によって開閉してるのだと思います。
バルブが閉じたままだと排圧が高くなってしまいますし・・・。
いや、逆に低回転時の排圧を稼ぐ為に敢えてバルブを閉じてる??
バキュームホースが繋がっているだけだから抜いちゃえば、常時開放・・・。
でもバキュームポンプ側が動き続けて焼き付きを起こす??
なんて思考がループし始めましたので、結論が出ました。
やっぱ止めて何もしません!
これが一番です。アルテオンやレヴォーグの時に経験しましたが、最近の車は
コンピューター化が進んでいて非常に厄介です。
エラー履歴なんて一通り残ってますし、診断機が無いとエラーが消せないなど
即ディーラー行きなんてザラです。
ちょっと前みたいにバッテリーの-端子外せばーなんて簡単じゃないです。
そんなことでポルシェセンターに迷惑は掛けれないです。
ですのでスポーツエグゾーストの様な音は憧れますが
このまま何もせずに乗ろうと思いました。
一度生で聞いてしまったので余計にあの音はいいものです😆
オチが安全策で何もしないという面白くないオチでしたが
そんな考えもたまには大事ですね。
ではでは。
P.S.勇気出してバキュームホース抜いてみたよ!って人居たら教えてください。
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