970パナメーラを降りてから気付いた良さ【売却後レビュー】

パナメーラ

こんにちは、くろねこです。

我が家に911が来て、2か月が経過しようとしております。

未だにガレージが完成しておらず、大して乗れていませんが

ポルシェの真髄である911に乗ったことにより

逆に970パナメーラの良さが見えてきたので書いていきたいと思います。

レビュー本編

970.2パナメーラS991.1カレラS
車体サイズ5,015×1,930×1,420mm4,491×1,808×1,295mm
車重1,880kg1,450kg
年式2014年2012年
排気量3,000cc3,800cc
最大出力420ps/6,000rpm400ps/7,400rpm
最大トルク520N・m/1,750~
5,000rpm
440N・m/5,600rpm
給気方式ツインターボ自然吸気
実燃費8.0km/L程度8.0km/L程度
0-100km/h加速4.8秒4.3秒
駆動方式FRRR

ボディサイズ及び車重の点で当然ながら2+2である911が

非常にコンパクトになっております。

車線内をそれなりに埋めてたパナメーラに比べ

両端にある程度空間があるので運転していても余裕があります。

400kgの減量をしているのでカレラの方が車の動きが軽く感じるのは

当然なのですが、一番の驚きは

970パナメーラが1,880kgであの動きだったことです。

回頭性の良さやブレーキの効きなど性能面的にはベースグレードやSの

カレラを目指して作られたというのがやはり感じられます。

 

エンジン音、排気音に関しては何もかも違うのでどちらがいい

というのは好みだと思いますがNAの回す気持ち良さが無い反面

ターボ過給後の加速感の気持ち良さはありました。

点火カットによる炸裂音やターボの過給音

ずっとターボ車に乗っていた身としてはいいものでした。

ちなみにGTSのV8 4.8LのNAは至高でした。

 

ターボ車といえばターボラグが気になるところですが

これはPDKとの相性が非常にいいのではと思いました。

シフトダウンの速さとエンジンレスポンスの良さで

このCWDAエンジンは非常に上手くカバーしてます。

 

ターボ化も悪いことばかりではなくて実際に非常に効率的な

ことであると省燃費や高出力化だけでなく排気量減少まで

達成してることがよく分かります。

では何故今回のカレラはNAである991.1を選んだのか

という話はまた別でしようと思います。

 

話を戻します。

収納の良さや乗車人数の話は見れば分かるので

今回は割愛します。

次は足回りの話です。

970パナメーラの良くない点でよく挙げられる

エアサス。

よくベローズが劣化でダメになって高額修理を

余儀なくされる事例を見ております。

耐久性という点では確かに良くなかったかもしれないです。

しかしながら性能としてはこれが非常によく出来ていたと思います。

構造的にバネサスよりよく衝撃を吸収してくれるのは

あると思いますが適度に吸収しつつスポーツ性能も

あれだけ持たせていたのは感動ものでした。

家族車で使っているRX450hより

正直、断然乗り心地が良かったです。

この点で言えば維持費や燃費、使い方を一切考えなければ

パナメーラを持ち続けても良かったのではと

多少後悔した点ではありました。

これだけよく出来た足回りのなので短命過ぎると言われると

少し性能に割り振りすぎて仕方ない部分もあると思います。

まとめ

970パナメーラS、前回の記事でも書いておりますが

やはり後悔の無い車でした。

970パナメーラGTSや971パナメーラ4Sも

今回、乗り換え候補にあったのは事実です。

何故これらを選ばなかったのかというと

また後で戻ってこれる気がしたというのが一番です。

特にタイミングを計った訳ではないですが

カレラを契約した後に子供が出来ました。

きっと契約する前であれば明らかに使い勝手のいいパナメーラを

そのまま乗り続けていたと思います。

ですが、一般企業のサラリーマンである私が911乗れるのは

きっと今しかないと腹を括って決めた車でした。

一旦はカレラを楽しみ、また年月が経ったら

どちらに乗るか考えようと思います。

常に選択肢に入っている位にいい車でした。

 

ではでは。

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