劇的に乗り心地が変わったタイヤ空気圧【911カレラS】

911カレラS

こんにちは、くろねこです。

970パナメーラから991カレラに乗り換えた際に

1つ気になっていたのが乗り心地の固さです。

当然サルーンからスポーツクーペに乗り換えた訳ですから

乗り心地が固くなるのは当然です。

足回りもエアサスと従来のバネサスでは

衝撃吸収力も全く違います。

しかしながら我が家の911カレラには

PASM(ポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネジメント)

という電子制御でダンパーの固さを調整して

適度に乗り心地や走りを調整してくれる機能が

付いています。

これは991.1のカレラSでは標準装備されています。

これが付いていると通常時の乗り心地が

かなり改善されると

ネットの噂で聞いたのですが

それでもどこか固い感触です。

 

よくよく車を乗ってその感覚を確かめていると

これは固いのではなく跳ねている

という感覚が正しいことが分かりました。

となると

タイヤの空気圧で多少改善できるのでは!?

 

991.1カレラSの標準空気圧

我が家のカレラSには何故か

TPMS(タイヤ空気圧モニタリングシステム)が

付いておりません。

ドイツ車は義務化で標準装備だった印象があったので

意外でした。

パンクの時にもすぐに空気圧の異常を知らせてくれて

非常に便利な機能でしたので、これは欲しかったですね。

TPMSが付いていないと指定される空気圧は

以下の通りです。

20インチホイールの場合フロントリア
部分積載時2.2bar2.7bar
全積載時2.5bar3.1bar

部分積載と全積載の違いは

乗車人数と荷物量によって変わりますが

2人乗っていれば全積載になります。

 

911はRR(リアエンジン・リア駆動)

なのでやはりリアの空気圧が高いです。

しかし3.0bar超えとはなかなかです。

 

実はポルシェには

コンフォートタイヤ空気圧という

乗り心地が重視の空気圧が設定されています。

但し以下の条件付きです。(車両説明書より)

・ポルシェ認証タイヤであること(Nマーク付き)

・制限速度以下であること(270km/h以下)

・TPMSが装備されていること

これらを守れるなら以下の空気圧まで

下げれます。

20インチホイールの場合フロントリア
部分積載時2.2bar2.4bar
全積載時2.2bar2.8bar

赤字部分が変更できる部分です。

確かにこれくらいの空気圧なら

通常の車でもありそうな範囲ですね。

我が家のカレラでは多少条件を

守れていない部分もありますが

その分、綿密に空気圧チェックを行う

ということでカバーしていこうと思います。

空気圧を下げていざ乗ってみると!?

エアーゲージで空気圧を確認しながら

空気圧を抜いてみました。

 

するとなんということでしょう

乗り心地の角が丸くなり

路面の凸凹でも跳ねにくくなりました。

たった0.3bar程度の空気圧の差で

ここまでの違いを感じられたのは意外でした。

パナメーラでのこのコンフォート空気圧は

試したのですがエアサスで元々乗り心地のがいい為

あまり効果を感じられませんでした。

これは逆にバネサス車両でないと直接感じられない

部分かもしれないです。

 

まとめ

コンマいくつの空気圧の差でも

これだけ乗り心地に影響するとは驚きでした。

燃費にも多少影響はあるかもしれないですが

ブン回している時点であまり関係ないですね。

 

燃費も段々と平均が分かってきたので

また別記事で少し紹介しようと思っております。

 

これで妻にも助手席で跳ねながら

乗ってもらうこともなくなります。

 

TPMSの後付けも考えましたが

車側のソフトウェアを書き換える

コーディングだけでなく

トランスミッターなどの

ハードウェアも必要な様ですので

諦めて人力でしっかりと管理しようと思います。

精度が高そうなエアゲージが欲しくなります。

 

ではでは。

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