こんにちは、くろねこです。
ガレージが欲しい!!
これは車を大切にするオーナーが誰しもが抱く夢だと思います。
私も家のリビングから車を眺められる理想的な暮らしを夢見ておりました。
ただ現実は意外と甘くなく、膨大な費用や縛りも色々とありまして
泣く泣くビルドインガレージを諦めた経緯もあります。
今回は少し長々と【ガレージ経験談】を話していこうと思います。
一つの経験談として誰かの役に立てればと思います。
ビルドインガレージが夢だったが………。
リビングから大きな窓の向こうにある車を見て
お酒を一杯。
なんて生活は車好きなら一度は憧れると思います。
私も家のプラン造りを始めた時は
絶対にビルドインガレージを!!
と思っておりました。
メリットとしては
・雨に濡れずに出入り出来る
・家の中からいつでも愛車が見れる
・空調を導入しやすい
などなど色々なメリットもあります。
一方デメリットとしては
・費用が膨大にかかる(家基準の坪単価が適用される)
・空調面で不利な部分が出る(結露や熱気など)
などなどメリットばかりではないです。
特に費用の面はかなり大きなデメリットで
私が諦めた理由で一番大きな面です。
当時は970パナメーラに乗っていたのでそこそこ
大きなガレージが必要と検討しておりました。
そうなると家自体が大きくなってしまい
建築費用が膨大に………。
建築費用を抑えようとすると面積をガレージに
取られてしまい居住空間が減ってしまいました。
これでは良くないと考えて
泣く泣く夢であるビルドイン型を諦めました。
それでもガレージは欲しい………。
カーポートも一時的に検討しましたが
結局汚れてしまい、ボディカバーをかける様な未来が
容易に想像出来たので止めました。
ガレージの方が荷物収納にも使えそうですし
何と言っても
車を綺麗に保ちたい
という想いが強かったので単独のガレージを検討しました。
最初に検討したのは
稲葉製作所のデザイナーズガレージ【アルシア】
でした。
電動シャッターも標準装備でデザイナーズと呼んでいるだけあり
デザインもかなり良かったです。
しかしながらこちらも費用の問題が………。
私が最終的に立てたのは
稲葉製作所のガレーディアという一番下のモデルですが
純粋にアルシアと本体だけで比較すると
倍近くの費用差がありました。
これはとてもじゃないけど外構費用も読めない中で
無理だという判断になりました。
ただ稲葉製作所のガレージは品質的にも
強度的にも他メーカーよりいいと
工務店さんからのおススメもありましたので
最終的にガレーディアという製品を選びました。
ガレージのサイズどうした?
これが結構悩みました。
サイズ自体はそもそも970パナメーラを入れて
多少余裕があると考えて1台用の最大サイズを検討しておりました。
そもそも最大サイズじゃないと乗り降りが大変な寸法でした。
最終的に選択したガレージのサイズは
6275L×3630W×2360Hとなります。
970パナメーラが5015L×1930W×1420Hなので
前後は内寸で500mmずつ・左右は850mmずつ
余裕を持っておりました。
それが991カレラに代わって
4491L×1808W×1295Hと一回りコンパクトになりました。
意外とスカスカかと思いきや………
意外とピッタリサイズです。
真ん中に車を配置して気を遣わずに
ドアを開けれる位の幅のみが残った感じです。
後ろに荷物を置くための棚も配置した為
前後でも人が横になって通れるくらいのスペースのみが
残っている状態です。
車+自転車を置けるかと思ってのたですが
意外とキツキツのスペースしか残っていないです。
なので結論としては
ガレージは大きければ大きいほどいいので
敷地に収まるサイズで最大サイズを選ぶべし
という結果になりました。
ガレージのオプション・設備類は?
まず電動シャッター
一番高価なオプションですが必須です。
いちいち車から降りて開け閉めなんて出来ないです。
シャッター自体のカギ閉めも不要になるので
かなりメリットはあると思います。
開閉時間は大体15秒程度で開閉できます。
次に換気セットです。
真夏のガレージは本当に中に5分も居れない位に暑いです。
湿度も湿気取りは必須となる位には湿気も溜まります。
少しでも改善すべく給気口セットと同時に
排気側の換気扇も設置しました。
どちらも費用的にはそんなに高くないので
取付はおススメです。
ただ、劇的に換気をする訳ではないので
多少の改善です。
少々汚い画像ですが棚です。
専用オプションであれば壁から支持を取ることが出来て
下の土間コンクリートにアンカーを打つ必要もないです。
専用品なので横幅もピッタリです。
引き戸タイプの出入り口です。
基礎の立ち上がりがあるの段差を
跨いで出入りする感じですね。
普段車に乗るときはシャッターを開けて出入りしますが
荷物を取るだけや車を触るだけの時は利用してます。
ガレージ内の照明計画
一番正解だったのはセンサースイッチの導入でした。
人間だけではなく車でもシャッターの動きでも反応してくれるので
夜間帰ってきた時にガレージ内を照らしてくれます。
基本的にはLEDのバータイプの照明×2本でも全然明るいです。
ただこれだけでは色味も白色のみで雰囲気が出ないので
車を眺めたい時用に後ろに見えている
ダクトレールとスポットライトを導入しました。
夜にこんな感じの雰囲気を出せたりと
ダクトレールがあるお陰で色々と照明で試せそうです。
ちなみにセンサーで作動時するのはバータイプの方のみで
ダクトレールの方はスイッチのみの動作にしました。
最後にコンセント設置です。
これはCTEKによるバッテリー充電や
電動工具の充電などで色々便利かなと思い
2か所×2口を設置しましたが
日常的に使っているのはバッテリー充電のみなので
1か所×2口でも十分かもしれません。
電動シャッター用のコンセプトも必要なので
忘れずに要注意です。
私が設置した設備類は以上です。
ガレージ内で洗車出来る水廻りや
車の下に潜れる階段も欲しかったですが
一旦この形で収めることにしました。
ガレージの費用
お待ちかねのガレージ建設費用です。
・業者によっての施工費
・価格改定のタイミング
・基礎の種類
・オプションの有無
条件によって多々変わる部分はありますが
私が建てた当時で掛かった費用は凡そ
\2,000,000です。
カーポートと比較すると相当高いです。
基礎がある
電動シャッターが高価(約25万)
確認申請が必要
そもそも本体が高価
などなど要因は様々あると思います。
ですがその分価値はあると思っております。
まとめ
椅子を置いて車を眺めたり
車以外にも自転車やバイクを置けるくらいの
余裕は2台用ガレージではないと厳しいですね。
ただ1台用のガレージでも何よりのメリットである
車を綺麗に保てる
という目標は達成できているので
費用はとても多くかかりましたが
非常に満足感は高いです。
戸建てを建てる際はビルドインもいいですが
単体でのガレージも検討してみては
いかがでしょうか。
色々とカスタム幅があってこちらも
楽しいと思います。
ではでは。
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