こんにちは、くろねこです。
今までベースグレード、自分のSグレード、ハイブリット、GTSなど
様々な970パナメーラを見させて頂きました。
その中でも残っていたグレードがありました。
トップグレードの【ターボ】です。
turboってカッコいいですよね。930カレラとかでボディ横に筆記体で書いてあるの
めちゃくちゃカッコいいと思うタイプの人間です。
しかしながら、本体価格のみで当時2,000万オーバーのグレードです。
そんな簡単に街中でもあまり見かけない上に知り合いでもおらず・・・。
と思っていた矢先、私のブログの方にメッセージを頂いた方がまさかのターボ乗り
ということで今回取材させて頂きました。
今回取材にご協力頂いたオーナー様はShiroさんになります。
970パナメーラターボ(型式:ABA-970M48A)
こちらがShiroさんの970パナメーラ・ターボになります。
ボディ色はトパーズブラウンメタリックという色でオリーブ系の色ですね。
非常に珍しい色で中古車相場でも全然見かけませんでした。
パナメーラはベーシックな色合いからクリスタルグリーンやコニャックメタリック
など本当に色々なボディカラーがあって面白いです。
見た目は私のパナメーラSとは前期と後期で若干顔つきが違う程度ですが
エンジンの中身が全く違います。
V8・4.8Lツインターボ・500馬力・700N・m
流石、トップグレードに相応しいスペックをしていますね。
この凄まじいパワーを4WDとして地面に伝える訳ですから、とんでもないですね。
ちなみにルーフキャリアを載せているパナメーラ自体も多分初めて見ました。
Shiroさんはキャンプがご趣味ということで、ぎっしりキャンプ道具が積まれておりました。
トランクにある程度積載力があるパナメーラとは言え、長尺物を積むのは苦労するので
キャリアに載せてしまうのがいいかもしれないですね。
ポルシェ最高額のオプション【PCCB】
ポルシェの最高額のオプションと言えばPCCB
ポルシェ・セラミックコンポジット・ブレーキです。
その額は凡そ\1,400,000と中古で自動車が買えてしまうほどの金額です。
このホイール、私のパナメーラSと同じターボⅡホイールで20インチなのですが
この詰まり様です。
写真で比べると隙間の大小の違いが良く分かりますね。
410mmの大口径ローターとカーボンセラミックの制動力は凄まじいですね。
※通常のブレーキでもターボ、GTSグレードは390mmローター
こんなに制動力が高いのに重量は通常ローターの半分というのだから驚きです。
しかも何よりいいのが、ブレーキダストが殆ど出ない。
これはホイールを綺麗に維持したい身としてはかなりいいメリットですね。
そんな凄いところばかりのPCCBです。
珍しいオプション装備たち
フロントバンパー中央のこの黒くて丸い物体これは一体何かと言うと
アクティブクルーズコントロール用のレーダーになります。
前走車との距離を一定に保ちながら走ってくれるクルーズコントロールの進化版ですね。
一応急激に距離が詰まった時の警告制御や0km/hまでの停止動作などには対応している様です。
ですが、10年前のACCシステムはちょっと任せきりにするのは怖いですね💦
またこちらはACC単体の動作になりますので別途ハンドル操作は必要です。
なかなかオプションとして装着されている車を見たこと無いので
高額だったか、使ってみて意外と微妙だったか・・・。
このドアノブの黒いボタンはエントリードライブのボタンになります。
所謂スマートキーですね。970パナメーラはこちらの機能がオプションになります。
これは私も欲しかった機能ですが、残念ながら付いている車体とは巡り合えませんでした。
トランククローズ時に同時ロックが出来たりと結構あると便利ですね。
というか車体価格1,000万オーバーの車体に標準で付いていないとは・・・🥲
は、、走りに特化したポルシェにはきっと不要と考えたんですね!!!
パナメーラ・ターボのエンジンルーム
GTSの時にも見ましたが、やはり大きいエンジンです。
流石V8・4.8Lですね。更に両側のバンクにターボチャージャーが1機ずつあるので
更にエンジンルームを圧迫していますね。
元々パナメーラ自体は前期では3.6LのV6か4.8LのV8しか選択肢が無かったので
設計自体はピッタリと言えばピッタリなのかもしれないですが、それにしても
みっちり詰め込まれています。
こちらのエンジン音が下記の動画になります。
折角のいい音ですので最近は外部マイクを使用して収録させてもらっています。
カメラ内蔵のマイクより音割れせずに収録出来ていると思います。
私のYoutubeチャンネルが始動音だらけになってますね・・・。
始動音が好きなのでこうなりますね😆
970ターボグレードのメーター
グレードごとにディスプレイにグレード名が表示される仕様の970パナメーラですが
私のは「Panamera S」だったり、以前見せて頂いたGTSは「Panamera GTS」だったり
車名が入っていたのですが、ターボグレードに関しては「turbo」の
文字のみで潔くてカッコいいです。
またターボグレードにしかないレブカウンターの白帯ですね。
こうゆう部分でグレードを主張してくれるのはGTSとターボの2極だけですね。
ちなみに970パナメーラの最高時速は305km/hです。
もうスーパーカーですね。その表示に対応すべくスピードメーターは350km/hまで
表示があります。サーキットでも行かない限りは使う領域は全体の1/3程度ですね。
ちなみに内装色が私のパナメーラSと同じマルサラでした!
これは感動しました。まさか自分と同じ内装色の車に出会えるとは・・・。
実際に助手席に乗ってみた感想
以前にGTSに乗せてもらった記憶がまだありましたので、それと比較しながら
味わうことが出来ました。
やはりGTSがスパルタンにスポーツ寄りだとすると、
”ターボはラグジュアリーに速い”いうのが総括の感想です。
このラグジュアリーというのはGTSと比較しての表現なので十分スポーツ性はあります。
ですが楽に速く、安定感を持たせつつ速くを目指したグレードだと感じました。
また4WDの安定感は抜群で500馬力という大パワーでもしっかり地面を捉えてます。
コーナリングの時は4WDなのでフロントタイヤを削りながら曲げている感じが
かなり伝わってきました。4.8Lのエンジンを抱えてるだけあってフロントへの
負担はかなり大きい様に感じました。
またPCCBの制動力はとんでもないです。
車両重量2tの車が余裕でガッチリ止まります。
寧ろ止まりすぎて、急制動時はあちこち痛くなりそうな勢いです。
まとめ
今回は970パナメーラ・ターボを取材させて頂きました。
一言で”トップグレードに相応しい車”でした。
見た目は同じでもエンジンが違うとここまで差が出るとは興味深いですね。
これで一応主要な970パナメーラのグレードは全て出会わせて頂きました!
色んなグレード全てに個性があり、またオプションやボディカラー、内装カラーでも
更に分かれていて本当に色々なパナメーラを見ることが面白いです。
最近気付いたのですが、ポルシェ自体が私の「人とかぶりたくない!」という
ひねくれた性格に非常に合っている様でグレードやボディカラー、オプションで
数多くの組み合わせがあって余程重複するということは無いので
気持ちよく乗れているのかもしれないです。
e-ハイブリットや4S、エクゼクティブにはまだ出会えてないですので引き続き
取材受けてもいいよ!という方は是非お問合せフォームからご連絡ください。
971パナメーラや911、718などのスポーツモデルもじっくり見たいところです😊
Shiroさん、この度は取材のご協力ありがとうございました!
ポルシェに限らずこれからも色んな車に出会えると嬉しいですね。
ではでは
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